本記事では精力剤ゼファルリンの原材料の1つ「ムクナエキス末」に関して、どういったもので原材料や成分、性質特徴、使用目的等について解説いたします。
ゼファルリンの原材料
ゼファルリンの原材料をまずは確認します。
ゼファルリンの錠剤(タブレット)タイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、還元麦芽糖水飴、赤ガウクルア末、ムクナエキス末、
- エゾウコギ末、アムラ乾燥エキス、雪蓮花エキス末、ノコギリヤシ種子エキス末、
- ボスウェリア(樹脂)抽出物、ワイルドヤムエキス末、ブドウ種子抽出物、
- 黒胡椒抽出物、メチルスルフォニルメタン、キャッツクローエキス末、トンカットアリエキス末、
- スーマ(パフィア)エキス末、大棗抽出物、ヒハツ抽出物、ニーム葉エキス末、結晶セルロース、
- ステアリン酸Ca、L-トリプトファン、L-イソロイシン、L-ロイシン、L-バリン、
- V.B2、V.B6、V.E、シュラック(一部にヤマイモを含む)
ゼファルリンのカプセルタイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、L-シトルリン、L-オルニチン塩酸塩、まむし末、蜂の子粉末、
- すっぽん末、有機マカ末、亜鉛含有酵母、朝鮮人参末、冬虫夏草菌糸体、ガラナ末、
- 牡蠣エキス末、田七人参末、ローヤルゼリー末、さけ白子抽出物、ウコン末、ガジェッツ末、
- ブラックカラントエキス末、豚睾丸エキス、ブドウレスベラトロール、クロム含有酵母、
- イチョウ葉エキス末/ゼラチン、結晶セルロース、ステアリン酸Ca、L-アルギニン、L-アスパラギン酸ナトリウム、L-リジン(一部にさけ・豚肉含む)
ゼファルリン原材料成分【ムクナエキス末】とは
ムクナとは八升豆(ハッショウマメ)と呼ばれるマメ科植物。
- 1升が約1.8mLであり、それが8升も取れる豆という名前の由来で収量が多い。
- ムクナにはL-dopa(レポドパ)が含有される。
- レボドパには、脳内へ移行しドーパミンへ変化して脳内のドーパミン量を増やすことでパーキンソン病の症状を改善する効果がある。
- ドーパミンとは快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たしている神経伝達物質の一つ。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関与する。
ゼファルリン原材料成分【ムクナエキス末】の性質特徴
L-dopa(レポドパ)を天然かつ豊富に含むとして近年注目されている。
そのため、筋肉増強剤や強壮剤のサプリメントに用いられている。
L-dopa(レポドパ)がフェノールアミン類の1種であり抗酸化性物質であることから、ムクナは抗酸化機能食品としても期待されている。
参考サイト:ムクナ種子の抗パーキンソン病および抗酸化性に関する機能評価(国立科学研究所)、e-ヘルスネット(厚生労働省)
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