本記事では精力剤ゼファルリンの原材料の1つ「ボスウェリア(樹脂)抽出物」に関して、どういったもので原材料や成分、性質特徴、使用目的等について解説いたします。
ゼファルリンの原材料
ゼファルリンの原材料をまずは確認します。
ゼファルリンの錠剤(タブレット)タイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、還元麦芽糖水飴、赤ガウクルア末、ムクナエキス末、
- エゾウコギ末、アムラ乾燥エキス、雪蓮花エキス末、ノコギリヤシ種子エキス末、
- ボスウェリア(樹脂)抽出物、ワイルドヤムエキス末、ブドウ種子抽出物、
- 黒胡椒抽出物、メチルスルフォニルメタン、キャッツクローエキス末、トンカットアリエキス末、
- スーマ(パフィア)エキス末、大棗抽出物、ヒハツ抽出物、ニーム葉エキス末、結晶セルロース、
- ステアリン酸Ca、L-トリプトファン、L-イソロイシン、L-ロイシン、L-バリン、
- V.B2、V.B6、V.E、シュラック(一部にヤマイモを含む)
ゼファルリンのカプセルタイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、L-シトルリン、L-オルニチン塩酸塩、まむし末、蜂の子粉末、
- すっぽん末、有機マカ末、亜鉛含有酵母、朝鮮人参末、冬虫夏草菌糸体、ガラナ末、
- 牡蠣エキス末、田七人参末、ローヤルゼリー末、さけ白子抽出物、ウコン末、ガジェッツ末、
- ブラックカラントエキス末、豚睾丸エキス、ブドウレスベラトロール、クロム含有酵母、
- イチョウ葉エキス末/ゼラチン、結晶セルロース、ステアリン酸Ca、L-アルギニン、L-アスパラギン酸ナトリウム、L-リジン(一部にさけ・豚肉含む)
ゼファルリン原材料成分【ボスウェリア(樹脂)抽出物】とは
カンラン科ニュウコウ属Boswelliaの樹木。
熱帯アフリカの乾燥地帯に多く,また数種が西アジアからインドに分布する(全約25種)。
幹上に芳香性の樹脂を出すものがあり,これは乳香と呼ばれていて,同じ科のコンミフォラ属Commiphoraの樹脂である没薬(もつやく)とともに,古くから宗教的儀式の薫香として用いられ,聖書にも記されている。アラビア半島南部,ソマリランドのB.carteri Birdw.はその代表的樹種で,高さ数mの小高木,羽状複葉をもつ。
ゼファルリン原材料成分【ボスウェリア(樹脂)抽出物】の性質特徴
- ボスウェリアに含まれるボスウェリア酸は、気管支喘息やアレルギーの反応、炎症反応の維持に関与するロイコトリエンの合成を阻害、ロイコトリエンの合成を促す酵素である5-リポキシゲナーゼの活性を抑制することで抗炎症作用をもたらします。
- 免疫の調節作用やアナフィラキシー抑制作用、細胞の増殖作用があります。
- 関節の軟骨を構成するグリコサミノグリカンの分解を抑制する働きも持っています。(痛みの緩和)
参考サイト:ボスウェリアとは(コトバンク)
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