本記事では精力剤ゼファルリンの原材料の1つ「大棗(ナツメ)」に関して、どういったもので原材料や成分、性質特徴、使用目的等について解説いたします。
ゼファルリンの原材料
ゼファルリンの原材料をまずは確認します。
ゼファルリンの錠剤(タブレット)タイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、還元麦芽糖水飴、赤ガウクルア末、ムクナエキス末、
- エゾウコギ末、アムラ乾燥エキス、雪蓮花エキス末、ノコギリヤシ種子エキス末、
- ボスウェリア(樹脂)抽出物、ワイルドヤムエキス末、ブドウ種子抽出物、
- 黒胡椒抽出物、メチルスルフォニルメタン、キャッツクローエキス末、トンカットアリエキス末、
- スーマ(パフィア)エキス末、大棗抽出物、ヒハツ抽出物、ニーム葉エキス末、結晶セルロース、
- ステアリン酸Ca、L-トリプトファン、L-イソロイシン、L-ロイシン、L-バリン、
- V.B2、V.B6、V.E、シュラック(一部にヤマイモを含む)
ゼファルリンのカプセルタイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、L-シトルリン、L-オルニチン塩酸塩、まむし末、蜂の子粉末、
- すっぽん末、有機マカ末、亜鉛含有酵母、朝鮮人参末、冬虫夏草菌糸体、ガラナ末、
- 牡蠣エキス末、田七人参末、ローヤルゼリー末、さけ白子抽出物、ウコン末、ガジェッツ末、
- ブラックカラントエキス末、豚睾丸エキス、ブドウレスベラトロール、クロム含有酵母、
- イチョウ葉エキス末/ゼラチン、結晶セルロース、ステアリン酸Ca、L-アルギニン、L-アスパラギン酸ナトリウム、L-リジン(一部にさけ・豚肉含む)
ゼファルリン原材料成分【大棗(ナツメ)】とは
ナツメ Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder (クロウメモドキ科 Rhamnaceae) 。
大棗とは、「棗(ナツメ)」の熟した実を乾燥した生薬のことを言います。
東洋医学では、最もポピュラーな処方のひとつである「葛根湯(かっこんとう)」や「桂枝湯(けいしとう)」にも配合される重要な生薬として知られています。
大棗は緊張をやわらげる効果や滋養強壮効果、補血効果などが知られており、筋肉の緊張や神経過敏、咳や体の痛みをやわらげる働きがあります。
ゼファルリン原材料成分【スーマ(パフィア)】の性質特徴
大棗には、カリウムやカルシウムなどのミネラル類、葉酸やナイアシンなどのビタミンB群、食物繊維などが豊富に含み、緊張緩和や腹痛に役立つ生薬として用いられ、中国や韓国などで縁起の良い食べ物として珍重されています。韓国では薬膳料理サムゲタンの材料に使用されています。
参考サイト:日本漢方生薬製剤協会
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