本記事では精力剤ゼファルリンの原材料の1つ「ワイルドヤムエキス」に関して、どういったもので原材料や成分、性質特徴、使用目的等について解説いたします。
ゼファルリンの原材料
ゼファルリンの原材料をまずは確認します。
ゼファルリンの錠剤(タブレット)タイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、還元麦芽糖水飴、赤ガウクルア末、ムクナエキス末、
- エゾウコギ末、アムラ乾燥エキス、雪蓮花エキス末、ノコギリヤシ種子エキス末、
- ボスウェリア(樹脂)抽出物、ワイルドヤムエキス末、ブドウ種子抽出物、
- 黒胡椒抽出物、メチルスルフォニルメタン、キャッツクローエキス末、トンカットアリエキス末、
- スーマ(パフィア)エキス末、大棗抽出物、ヒハツ抽出物、ニーム葉エキス末、結晶セルロース、
- ステアリン酸Ca、L-トリプトファン、L-イソロイシン、L-ロイシン、L-バリン、
- V.B2、V.B6、V.E、シュラック(一部にヤマイモを含む)
ゼファルリンのカプセルタイプの原材料
- デキストリン(国内製造)、L-シトルリン、L-オルニチン塩酸塩、まむし末、蜂の子粉末、
- すっぽん末、有機マカ末、亜鉛含有酵母、朝鮮人参末、冬虫夏草菌糸体、ガラナ末、
- 牡蠣エキス末、田七人参末、ローヤルゼリー末、さけ白子抽出物、ウコン末、ガジェッツ末、
- ブラックカラントエキス末、豚睾丸エキス、ブドウレスベラトロール、クロム含有酵母、
- イチョウ葉エキス末/ゼラチン、結晶セルロース、ステアリン酸Ca、L-アルギニン、L-アスパラギン酸ナトリウム、L-リジン(一部にさけ・豚肉含む)
ゼファルリン原材料成分【ワイルドヤムエキス】とは
ワイルドヤム(wild yam)学名Dioscorea villosa。
メキシコ原産のヤマイモ科植物。
※日本原産はヤマノイモ(ヤマイモ、ジネンジョ) D. japonica。
根にサポニンという成分を豊富に含みます。
1940年代にワイルドヤムの根を原料にしてホルモン合成する方法を発明し、シンテックス社という製薬会社を設立された経緯があり、更年期障害の緩和や豊胸作用などの効果が注目されています
ゼファルリン原材料成分【ワイルドヤムエキス】の性質特徴
先ほど記載した通りワイルドヤムには
【サポニン】が含まれています。
サポニン
- サポニン (saponin) とは、サポゲニンと糖から構成される配糖体の総称。
- 特徴は水に混ぜると泡立つ。→外国の地域によっては天然のシャンプーとして使用されています。
- 免疫力向上:サポニンには免疫機能をつかさどるリンパ球の1種であるナチュラルキラー細胞を活性化し、ウイルスや細菌から体を守ります。
- 肥満防止:ブドウ糖が脂肪酸と合わさることを阻害します。
- 抗酸化作用:活性酸素の除去と脂肪の酸化を抑制する抗酸化作用があります。
- 血流改善:特に高麗人参などに含むサポニン
- 肝機能の向上:特に大豆のサポニンにおいて中性脂肪やコレステロールが活性酸素により酸化された過酸化脂質を抑制する働きがあります。
参考サイト:ワイルドヤム(日本経済新聞社)、サポニンと効果と摂取量(公益財団法人長寿科学振興財団-健康ネット)
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